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大事なことはローテで学んだ

{大阪ローテオフ使用構築}　スリル暮らし　{ベスト１６}

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{大阪ローテオフ使用構築}　スリル暮らし　{ベスト１６}

{はじめに}
こんにちは、わたらいしんたろうです。
このたび、ひこさん主催の大阪ローテオフに参加してまいりました。まず結果から書きますと、予選は５戦４勝１敗で決勝トーナメントに上がりましたが、決勝トーナメント一回戦でハリテヤマに屈してベスト１６。しかしながらその後のフレ戦では６戦全勝、更に５次会で「ローテレートに潜って俺の構築をメロンパさんが選出してひこさんが使ってみる」という企画でも５勝１敗と、なかなかの勝率を得られた構築です。残念ながらシーズン１１では結果を出せませんでしたが、初見殺し、かつガブ中心の構築には非常に強く出れるので、改良すればなかなか面白い構築になると思っています。


{構築紹介}
構築名・スリル暮らし
 

構築名は例のボルトロス　カイリュー　ブルンゲル　クチート　ブラッキー　バシャーモより一文字ずつ取らせて頂きました。実はシーズン中はカイリューとブルンゲルの枠をずっとゲンガーとスイクンで使っていましたが、オフ前日に急にカイリューとブルンゲル入れたら強いんじゃ？と思いつき、夜中に厳選し、当日の電車の中で努力値を振り、会場の中でレベルを上げたものです。結論からいうとゲンガースイクン型の方が強かったのと、慌てていたのでカイリューの技構成がとんでもないアホな構成になっています。まぁ、オフ使用構築だし、お恥ずかしいですが公開させていただきましょう！




クチート　威嚇→力持ち　クチートナイト所持
努力値　Ｈ６０　Ａ２５２　Ｓ１９６
実数値　Ｈ１３３　Ａ１７２　Ｂ１４５　Ｃ６２　Ｄ１１５　Ｓ９５（メガシンカ後）
じゃれつく　アイアンヘッド　かわらわり　ふいうち

シーズン１１に何故かやたらと流行った速いクチートです。シーズン１１はずっとクチートを使ってきましたが、色々なクチートを試してみて、「トリルを貼らないことにはサザンドラに勝てないフェアリーを、自分は使いこなせる自信がない」ということに気づきました。それなら逆に早くしてみようということで、おいかぜ下マンダ抜きまでＳを振り、残りをＡに振りました。
正直、ＨＳ剣舞型と迷いましたが、積みアタッカーとしては後述のバシャーモがいるために、こちらは素の火力で勝負することにしました。
このクチートの役目は「最後まで何もしない」ことです。他のポケモンが暴れまわり、最後においかぜをしてから動き出す。相手は常に「クチートとかいう超火力と高耐久の鈍足アタッカーがいる」と警戒させ、無駄に炎地技を打たせて行き、最後はおいかぜで上から制圧していくのが基本の流れです。しかしおいかぜしなくても、ピクシーやニンフィアの上からアイアンヘッドを叩き込むのはなかなかに爽快でしたし、壁をかわらわりで破壊できるのは強みだと思いました。





バシャーモ　いじっぱり　かそく　風船所持
努力値　Ｈ２８　Ａ１３２　Ｂ１００　Ｄ４　Ｓ２４４
実数値　Ｈ１５９　Ａ１７２　Ｂ１０３　Ｃ１１１　Ｄ９１　Ｓ１３１
つるぎのまい　とびひざげり　地震　フレアドライブ

一番調整を悩んだポケモンです。
バシャーモというポケモンは、風船を持つことでとんでもない良耐性になります。エスパータイプがほとんどいない以上、ファイアローとトゲキッスさえ両サイドでケア出来れば、ほとんど水技さえ注意すれば、つるぎのまいを舞うことが出来ます。基本選出であるボルトクチートバシャーモだと、初見の相手ならば８割以上はバシャーモのつるぎのまいから入ることになります。
クチートがいると、環境に多いガブリアスはほとんど地震を打たざるをえません。ガルーラがいきなりおんがえしやすてみしてくるのも難しいです。
そうなると相手から見れば、バシャーモはまもるの択がある以上、様子見にキッスを回すことも難しいですし、アローなんて回せるはずがありません。初手はバシャクチに一貫する地震を打つか、ボルトロスに等倍かつクチートを倒せる炎技を打つか、ボルトロスピンポイントを打つか打つか、この三択を強いられます。どれがきても安全につるぎのまいからスタートできる並びです。
一度積んでしまえば、これだけＡを削ってもガブ程度は余裕で飛びます。というかフレドラでもガルーラが飛ぶレベルの火力になります。こんな高火力アタッカーが上から制圧してくるなんて、考えただけでいやなものです。
地震はガルドのキンシの択を減らすためと、電気タイプへの打点として確保しましたが、正直、シャンデラを倒したのが一番多かったので、岩技を採用してもいいかもしれません。どちらにせよこれだけＡを削っているので、積まなければ悲しい火力になってしまいます。
ＨＢはハチマキようきガブリアスのドラクロ+さめはだを耐えるまで振りました。クチートがいる以上、初手げきりんなんてうてませんし、意地ハチマキガブがドラクロとかしてこない限りは舞うことができるまで降りました。
Ｓは１加速アロー抜きです。この構築は地味にアローがしんどいのですが、環境にいるアローのほとんどがハチマキアローです。クチートボルトがいる以上、ほとんどの場合はアローはフレドラでこだわらざるをえません。もちろん中盤の展開次第ではブレバでこだわる場面も出てきますが、だいたいはフレドラが飛んできます。そこを飛び膝を上から当てることで、クチートのふいうち圏内にしてしまうことを目的として、これだけＳを降りました。とはいえアローをバシャで見るという発想は結構間違っているとおもいますし、Ｓはもっと削って耐久に割いてもいいかもしれません。
ちなみにつるぎのまいをまえなかった場合の火力は、ガルーラをかろうじて倒せる程度です。２０３ガルーラまではギリ確１です。だからたまに見るガルサザンキッスとかいう並びがあったら、相手キッスは動かし辛いですし、初手とびひざから入ったりしていいとおもいます。
どうせ地震無効なら、ガブだって飛び膝で確２だし、つるぎのまいを舞う必要がない、まもるでいい！と考えたこともありますが、飛び膝を二回打つということは、飛び膝を外すリスクが２回になるってことです。それぐらいなら積んで飛びます




霊獣ボルトロス　ひかえめ　ちくでん　こだわりスカーフ所持
努力値　Ｈ３６　　Ｂ３２　Ｃ２４４　Ｓ１９６
実数値　Ｈ１５９　Ａ９９　Ｂ９３　Ｃ２１５　Ｄ９８　Ｓ１４６
１０万ボルト　めざめるパワー氷　あくのはどう　かみなり
備考・理想個体ではありません。Ａ個体値２、Ｂ個体値２８、Ｄ個体値２７のめざ氷個体です

元々はわるだくみを積んで、おいかぜで全抜き要員として珠で使ってきましたが、シーズン１１ではわるだくみボルトで３００戦近く潜ってしまい、かなりの方に型バレしていたので、このオフではスカーフで採用しました。キッスの上から１０万ボルトを叩き込みます。
ほとんどの場合、１０万ボルトを打つかめざ氷を打つかしてしていませんでした。きあいだまは採用しない派ですし、他に欲しい技もなかったので、相手の雨パに通りがいいかみなりを採用しました。あくのはどうはまず打てません。ひかえめとはいえ、火力アップアイテムなしで不一致悪波は信頼できるものではありません。ガルドに対しても、１０万で十分ですし、採用しない派と言いましたが、きあいだまでよかったとおもいます。
一応、ガブリアスのようきハチマキドラクロまでは耐える調整をしていますが、もうちょっとＣを削って耐久に回してよかったかなぁってのが本音です。
とりあえず、キッスの他にもファイアローのフレドラの上から１０万を打てるのは強い！




ブラッキー　おだやか　せいしんりょく　食べ残し所持
努力値　Ｈ２５２　Ｂ１００　Ｄ１５６
実数値　Ｈ２０２　Ａ７１　Ｂ１４３　Ｃ８０　Ｄ１８７　Ｓ８５
まもる　あくび　いやしのすず　ねがいごと

いつもの、元々はくらうんさんの使っていたブラッキーを調整そのままにして、技構成だけ変えたものです。
自分は構築を組む時に、まずは積みアタッカーを考え、次に眠らせることを考えるので、高い耐久と良耐性からのあくび持ちは非常に便利です。
過去のデータから、大会の採用率が非常に高いトゲキッスのエアスラを耐えてあくびをするのが主な役目です。また、Ｓが命の構築のため、いやしの鈴は必須でした。願い事での回復も便利ですし、なによりまもるを採用することであくびとのコンボが非常にいやらしいものになります。ブラッキーだけで、ねがいごとからの居座りあくびからの居座りまもるのコンボは、食べ残しの効果も相まってなかなかに鬼畜なものがあります。
トゲキッス対策と言いましたが、ブラッキーを前にエアスラを打たずにマジシャを打つことも考えておだやかＤ振り。これだけ振ればボルトロスの１０万は確３ですし、なによりメガネきあいだまにすら耐えることが出来ます。とびひざも、まもるがあるためにスカすことが出来るのは強みだとおもいます。ただしトリックにだけは注意しなければなりません。万が一こだわりアイテムを押し付けられた時のことを考えて、ブラッキーはあくびから入りましょう。
ガルドに強く、サザンに強く、キッスに強く、ねがいごとまでできちゃうこのブラッキーは本当に強いです。イカサマ欲しいと思ったことはありません。イカサマを打つならＨＢゴツメにしてガルーラのグロパンに合わせるのがいいと思うますが、おだやかで使うならこの四つの技は必須だと思ってます。もしイカサマを採用するならば、ブラッキーのまもるを抜きつつ、バシャーモにまもるを採用することを強く推奨します。
ちなみにねがいごとは、ゲンガーがみがわり三回やって減ったＨＰを完全回復します。ブラッキークチートバシャーモいると地震や格闘技が飛んでくることが多いので、うまくやればタスキみがわりゲンガーという、ガルーラのふいうちにも負けないポケモンが誕生したりします



ここから下はレートで使っていたスイクン・ゲンガーの方が使いやすかったですが、オフでは水ロトムを重く見て、カイリュー・ブルンゲルを採用したので、こっちを紹介します。



カイリュー　いじっぱり　ラムのみ所持
努力値　Ｈ１９６　Ａ２５２　Ｂ５６
実数値　Ｈ１９１　Ａ２０４　Ｂ１２３　Ｃ９９　Ｄ１２０　Ｓ１００
ほのおのパンチ　おいかぜ　しんそく　地震

先ほども言いました通り、お恥ずかしいカイリュー。時間がなくて焦っていたとはいえ、なんでこんな技構成でオフに出たのか謎です。こちらの構築で炎技がフレドラのみまので、ほのおのパンチは結構必須です。だから皆さんはぜひ、地震を抜いて、ドラゴン技を採用しましょう！
おいかぜ要員を、ずっとスイクンを使っていました。ソクノ持ちスイクンはほぼ確実に仕事をしてくれる、いいおいかぜ要因でした。しかし、シーズン１１終盤、メガネみずロトムの増加と共に、基本選出であるバシャーモクチートボルトロスに対して初手ハイドロポンプを打つ人がめちゃくちゃ増えました。
その水ロトムを牽制し、一見アタッカーに見えながら、マルスケ補正でほぼ確実においかぜできるカイリューをおいかぜ要因にしました。メガネ水ロトムがカイリュー、そして後述のブルンゲルを気にして１０万を打ってくれれば、バシャーモが耐えてつるぎのまいをすることが出来ます。
悪くはない発想だと思いましたが、おいかぜ出来ない時の打点に乏しすぎました。ぶっちゃけ焦りすぎてしんそくうてればいっか程度に考えていましたので、ほのおのパンチと地震が割と範囲が被っていることに気づきませんでした。
使うなら、地震を抜いて、やはりドラゴン技、もしくはいっそ耐久振りにして、電磁波はねやすめおいかぜにほんばれとかいうサポートにしちゃうのも手かもしれません。
もう一つの可能性は、弱点保険を持たせるおいかぜ型かなぁって思ってます




ブルンゲル　おだやか　のろわれボディ　タラプのみ所持
努力値　Ｈ２５２　Ｂ１２４　Ｃ４　Ｄ１１６　Ｓ１２
実数値　Ｈ２０７　Ａ６４　Ｂ１０６　Ｃ１０６　Ｄ１５４　Ｓ８２
ねっとう　とける　じこさいせい　ちょうはつ

前述の通り、手持ちに入れるだけで水ロトムに１０万ボルトを打たせる役です。また、ブルンゲルが手持ちにいるだけで、相手サザンドラの選出率が上がり、バシャーモで処理しやすくなります。また、ブルンゲルを入れることで、クチートがＳ振りなど思わせない、トリルを匂わせ惑わせることが出来ます。
耐久ラインはタラプ発動後にギルガルドのシャドーボールを最高乱数以外で２耐えする所まで降りました。この耐久で、溶けるを積み、自己再生連打でのろわれボディの至高回数を稼ぐことを目的としています。
クチートがＳを降っているため、トリルに非常に弱いです。現に以前、トリトドンに何もできずに負けたことがありました。そこでトリルを止めるための挑発を採用しました。折角Ｓがピクシーと同じなので、１２振りして、ピクシーの上から挑発できたらいいなということで採用しました。あまりをＢに振りましたが、なんとかハチマキガブリアスの逆鱗程度なら確３まで確保することが出来ました。

ただ、前述の通り前日に思いついて大急ぎで育成した上に役割対象と戦うことがなかったので、一度も選出していません。トリルをにおわせること、水ロトムの１０万を誘うこと、サザンを誘うこと。それだけでもよかったのかな？


{立ち回り}
基本的にボルトバシャーモクチートを出して、初手でつるぎのまいをします。あとはボルトバシャーモで戦い、裏から出てきたカイリューでおいかぜします。
クチートならおいかぜ下マンダ抜き。ボルトロスならおいかぜ下スカーフファイアローと同速です（無駄すぎる）まぁマンダに積まれても上を取れますし、うちのカイリューは１舞マンダのドラクロ程度なら耐える（げきりんなら乱数）ので、いい感じにおいかぜができ、上からめざ氷を打つことが出来ます。
相手に水ロトムがいた場合はボルトロスを裏に出してカイリュー先発、もしくはブラッキーを出すといった感じです。ロトムのトリックを警戒する意味でも、絶対にクチートを裏に出してはいけません。
ほんと風船バシャーモは便利ですので、一度はこの耐性を試してもらいたいとおもいます。バシャーモはファイアローの餌みたいに言われてますが、ボルトがいるというだけでファイアローで苦労したことなんてほとんどありませんので！

{終わりに}
シーズン１１はずっとクチートを使ってきましたが、Ｓ振りおいかぜクチートが一番使いやすいなんて、自分はクチートを最後までうまく扱うことができなかった感があります。サザンドラの火炎放射に勝てないフェアリーはほんと難しい！
やはり自分は一般的に強いと言われるポケモンを使うより、そういったポケモンを徹底的にメタって行くのが合っていると感じました。次シーズンはまた別のメガポケモンを１シーズン通して使ってみようと思っています。
詳しいオフレポ（オフでの対戦含む）は次の記事で！シルバーウィークが忙しいので、２５日ぐらいに書きます



ここまでお読み下さいまして、ありがとうございました！

誤字とかがありましたら連絡下さい。
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