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大事なことはローテで学んだ

{ローテ　ルカリオ軸}　ザ・カットマン　{最高レート１７５１}

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{ローテ　ルカリオ軸}　ザ・カットマン　{最高レート１７５１}

{はじめに}
どうもこんにちは、わたらいしんたろうです。
この度、シーズン９に、「メガルカリオでローテに潜ってみる」ということをやってみました。結果的に最高レートは１７５１、その後はドロッと溶かして１６８２まで落としました。（最終日に遊んだため最終レートは１５２７）

正直、ルカリオは安定しないポケモンです。勝つ時は勝つけど負ける時はあっさり負けるので、あまりオススメはできません。結局ワンシーズン使って、安定して強い構築というものは最後まで組めませんでした。
今回は構築紹介というより、ルカリオのローテでの役割というものが中心になると思います。


{構築紹介}
構築名・ザ・カットマン


構築名は例のごとく、サザンドラ　ルカリオ　ハッサム　ヒートロトム　マリルリ　ゲンガーと、各ポケモンから一文字ずつ使いました。ちなみに筆者は身長が低く、左右の球を拾いきるのに適した体型をしていないため、卓球ではカットマン向きではなく、前陣型でした。


では調整の紹介です。



ルカリオ　陽気　正義の心→適応力　ルカリオナイト所持
努力値　Ａ２５２　Ｂ４　Ｓ２５２
実数値　Ｈ１４５　Ａ１６２　Ｂ９１　Ｃ１３１　Ｄ９０　Ｓ１４２（メガシンカ前）
つるぎのまい　インファイト　バレットパンチ　じしん

今回使ってみた主軸。火力は結構なものです。つるぎのまいを一度舞えれば、インファイト→バレパンでメガボーマンダをほぼ倒せる（相当耐久に振られたら乱数）ため、積ませる隙を与えません。
ちなみにハチマキアローのブレバを、陽気ならかなりの高確率で耐えてくれます。少しでも可能性を上げるために、最後の努力値はＢに振ることを推奨します（振らないと陽気ハチマキアローのブレバで１８%で倒れる、Ｂに４振れば１２%まで下げられる）
じしんは１積みでＨ振りギルガルドを確殺します。岩技や冷凍パンチなどの技候補もありますが、この非接触技でギルガルド確殺というのはなかなかに魅力的でした。そもそもガブリアスなんかもインファイトで倒せるので、わざわざ冷凍パンチを入れる必要はないですし、岩技も打つ相手はあまりいないので、この技構成が一番だと感じました。
物理型にしたので特性は正義の心。サザンドラのあくのはどうで攻撃力を上げる、なんて芸当も一度だけ成功しました。構築単位で悪の波動があまり飛んでこなかったので成功したのは一回だけでしたね。
物理型にした一番の理由は、トゲキッスに対してバレットパンチを打つことです。エアスラッシュは一回耐えるので、バレットパンチで確２で倒せます。が、これは相当の択当てが必要なので、できれば積んでからバレパンで確殺した方がいいと思います。
火力は十分、Ｓもかなりの速さ。しかしその反面、鋼タイプではありますが、なんとアイテムなしのニンフィアのハイパーボイスや、陽気マンダのおんがえしですら乱数で落ちるという微妙な耐久です。とてもじゃないですが鋼タイプとしての役割を持たせられません。
耐性は９つありますが、高火力ポケモンの等倍攻撃は落ちると思った方がいいです。俺の中では「ルカリオは結構固いけど、格地炎は四倍弱点、水電飛超霊妖が二倍弱点、無鋼草氷竜悪が等倍、岩虫半減、毒無効」として扱った方がいいと思います。
よって構築単位で、ルカリオの弱点はもちろん、等倍の攻撃まで厚くするポケモンを揃えてみました。



サザンドラ　控えめ　ふゆう　いのちのたま所持
努力値　Ｈ１２４　Ｃ２５２　Ｓ１３２
実数値　Ｈ１８３　Ａ１０８　Ｂ１１０　Ｃ１９４　Ｄ１１０　Ｓ１３５
あくのはどう　かえんほうしゃ　りゅうのはどう　ちょうはつ

耐久に振ったサザンドラ。色々と考えましたが、Ｓをキノガッサ抜きにして、Ｃに振り切り、後は耐久に回しました。
珠ではギルガルドを倒せませんが、ルカリオが不安定なため、柔軟な立ち回りを考えての技の撃ち分けを重視しました。珠火炎放射でも、メガクチート乱数で倒せますし、最後にトリックルームからのクチート全抜き！を阻止するために挑発を仕込むのは、この構築では必要だったと思います。
初めて使ってみましたが、ローテのサザンドラってホント強い！
でも細かいことですが、珠を持たせるならＨＰを珠ダメージが一番少なくなる１７９にして、あとはＤに回した方がよかったかもしれません。
ルカリオの弱点である炎と地面、等倍も四つも受けられる大事なコマです


ゲンガー　臆病　ふゆう　きあいのタスキ所持
努力値　Ｃ２５２　Ｄ４　Ｓ２５２
実数値　Ｈ１３５　Ａ７２　Ｂ８０　Ｃ２００　Ｄ９６　Ｓ１６２
シャドーボール　ヘドロばくだん　こごえるかぜ　道連れ

典型的なＣＳゲンガー。採用理由は前述の「鋼タイプのくせにニンフィアに倒されるルカリオ」のサポートのため、いわゆる妥当ニンフィアのためです。うまく当てればだいたいバレパン圏内に持ち込めるので、変に火力アップアイテム持たせるよりもやっぱり襷安定ですね。
ルカリオの弱点である格闘と地面を無効化させ、特にフェアリーを受けられる重要なコマです。
構築単位で重いメガボーマンダを意識してこごえるかぜを入れてみました。うまく当てれば、積んできてもバレパン圏内で何もさせずに落とせます。


この三体が基本選出になります。飛行タイプ以外はルカリオの等倍まで含めて全ての耐性を揃えてみました。飛行もファイアローはサザンドラで殴り勝てる感じです。
しかし特性で地面無効だと、型破り地震が怖いです。それは次のポケモンで処理します。



マリルリ　いじっぱり　ちからもち　ふうせん所持
努力値　Ｈ２０４　Ａ２５２　Ｓ５２
実数値　Ｈ２０１　Ａ１１２　Ｂ１００　Ｃ６５　Ｄ１００　Ｓ７７
じゅれつく　たきのぼり　かわらわり　ほろびのうた

風船マリルリです。型破り地震してくるドリュウズには滝登りで、ギャラドスやオノノクスにはじゃれつくで対応しようと思い、採用しました。どういうわけか一度もドリュウズ、ギャラドスに遭遇しませんでしたが、オノノクスは計算通りに倒せました。
Ｓは４振りカイリキー抜きにしましたが、オボンを持たせられないので腹太鼓は切り、代わりに瓦割りとほろびのうたを採用しました。割と相手の壁構築に対して、壁貼ってる間にルカリオが積むことが出来るので、そのあとはマリルリがかわらわりして全抜き、なんてことも多々ありました。この構築においては滅びの歌を使うことがほとんどなかったので、ここをアクジェにしてしまってもよかったのかもしれません。
電気にさえ気をつければ、ルカリオといい相性のポケモンだったと思います。


ヒートロトム　ずぶとい　ふゆう　ひかりのねんど所持
努力値　Ｈ２５２　Ｂ２３６　Ｓ２０
実数値　Ｈ１５７　Ａ７０　Ｂ１７２　Ｃ１２５　Ｄ１２７　Ｓ１０９
１０万ボルト　どくどく　ひかりのかべ　リフレクター

ルカリオを安定して動かすための壁役として採用。ウォッシュと迷いましたが、フェアリーへの耐性と、構築単位で水が重くないこと、（当時は）解禁されたばかりのジャローダのリーフストームを半減出来ること、選出されたらきついナットレイハッサムに対する牽制という意味で採用しました。当初はめざ炎をどくどくの変わりに搭載していましたが、想像以上に打つ機会がありませんでしたのでピクシー意識のどくどくを採用。Ｓは同族意識（特にウォッシュのハイドロポンプの上から壁を張ること意識）で２０振り、残りはＨＢです。
実は壁構築の運用ってすごく苦手なんです。壁を張る→積むの二つの行程が必要で、その間に相手にグロパン積まれたり、眠らされたり、電磁波打たれたりと、非常に使いにくいと思ってました。行程がかかる分、相手の攻撃を何度も受けるのですから急所に被弾するのは当然であり、急所で壁を突破された、というのは言い訳にしかならないと思いますので、うまく扱えませんでした。
今回、実際に使ってみたら、ルカリオがそれなりにまともな耐性になってくれて非常によかったです。でも急所はよく被弾しますので、やっぱり俺はこの壁構築ってのはあまり使いこなせない感がしました。とはいえルカリオを使う上ではいい壁役だったと思います。




ハッサム　わんぱく　テクニシャン　ゴツゴツメットま所持
努力値　Ｈ２３６　Ａ２０　Ｂ２５２
実数値　Ｈ１７５　Ａ１５３　Ｂ１６７　Ｃ５５　Ｄ１００　Ｓ８５
バレットパンチ　つるぎのまい　はねやすめ　おいかぜ

物理受けハッサム。ＨＰを１６ｎ-１調整にした後、余った２０はＡ振り推奨です。これでトゲキッスをバレパンで、９０%の確率で二発で倒せます。Ａ無振りだと７５%と、結構信頼出来ない数字になります。なお、確２にするにはＡ５２振りですが、そこまでしなくていっかという判断でした。
前述の通り、ルカリオは耐久的に鋼タイプの役目を果たせないので、固い鋼枠を考えてみました。とはいえ鋼はだいたいは地面と炎が弱点、ルカリオと並べると辛いものがあります。というわけで地面弱点じゃないナットレイかハッサムかエアームド、炎に耐性があるヒードランエンペルトを試しましたが、最終的にトゲキッスに対抗策があるハッサムを採用しました。ルカリオと役目かぶりますが、ルカリオ一匹じゃトゲキッス辛いんだから仕方ないですね。
ほぼＨＢぶっぱにしてゴツメを持たせました。この構築はふゆうが三体もいるため、ガブリアスがドラゴンクローを打ってくることが多々あり、余裕を持って耐えて削り積むことができました。
一応、マンダの１積みいじっぱりおんがえしを耐えることが出来ますので、ゴツメで削って、おいかぜすることで、ようき１積みマンダの上をルカリオが取るということも可能です（使う機会はなかった）





特性ふゆう込みで考えて、ルカリオ以外に弱点かぶりが一切なく、ルカリオを入れても、格闘弱点２匹、炎弱点２匹、あとは弱点が一切かぶってないため、相手からしたら下手にルカリオの弱点を打てない状況でしょう。これだけルカリオを動きやすくした結果、ほとんどの相手が初手で地震や火炎放射といったルカリオの弱点を打つことはありませんでした。初手でルカリオの剣舞ド安定、そこから殴っていくということが非常にやりやすかったです（ボルトロスの気合玉はよく飛んでくる）
とはいえ、無事に剣舞を積めたとしても、結局は一撃くらったら倒れてしまうのがルカリオ。一つでも外したらあっけなく落ちていき、安定した勝率を上げることは不可能だと思います。実際に１７５０達成に４００戦以上かかりました。
もしこのルカリオの枠が固いガルーラだったら、高い耐久から安全にグロウパンチを積み、おいかぜをして上から殴っていったらどうなるか。そう考えたらどうしてもガルーラ使った方が強いとしか言えません。せめてエルレイドのようにＤが高ければそれなりに動けたと思いますが、とにかくＢＤ共に低く、不安定なポケモンとしかいいようがありませんでした。
とはいえ、このように弱点かぶりを減らし、圧倒的耐性からルカリオを積みやすくする構築はルカリオを使う上では正解だったと思います



{終わりに}
エルレイド、ギャラドス、ルカリオと使って、シーズン１０のローテはデンリュウにこだわってみようと思っています。地妖竜という、ローテにおいてよく飛んでくる技がこぞって弱点ですが、それ以外にはわりかし強いポケモンです。ファイアローやトゲキッスに強いのもグッドだと思いますので、せめてルカリオより上を目指したいと思います。


でも、せっかくポケモン始めたんだから、他のルールもやりたいなぁと思って、今は割りとシングルとトリプルに浮気しています。それでもデンリュウ軸、なんとか完成させてみたいと思います。

ではではこの辺りで、ここまでお読み下さいまして、ありがとうございました！

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